「今までにない商品をつくろう」という考えのもと新商品の企画会議がスタート！まずは、店舗、ショールーム、インターネット等でお客さまと直接お話ししているスタッフが、お客さまの声を元に商品を企画します。それを工場のスタッフに伝え、技術的な部分を考慮しながら製品化。企画スタッフと工場のスタッフのどちらも商品開発会議に参加することで、お客さまが本当に求めているランドセルを企画することができます。

本体素材のクラリーノだけでも、約50色のカラーと3種類の厚みがあり、約150種類の生地を識別、管理しています。設備には、業界内で先駆けて導入した自動型入れ裁断機(CAD、CAM)をはじめ、油圧式裁断機、巾断ち機、エキセン抜き機など多様な設備をそろえ、無駄なく正確にパーツ生地を裁断できる体制が整っています。また裁断後に生地の検品を行い、不適合品の早い段階でのチェックを行っています。

コンピューターミシンによる様々なデザインステッチの加工を筆頭に、穴あけ機、リベット機、ヘリ縫いミシン等により、カブセ・肩ベルト・下ベルト・大マチ・背あて等の部品を加工します。各部品段階から丈夫で丁寧な仕上がり心がけています。

各部品が組み立てられ、トータルで約300の工程を経てランドセルが出来上がっていきます。
複数の工程の技術を習得した技術者が、コンピュータミシン等も活用しながら、正確にバラツキのない丈夫なランドセルを組み立てていきます。

組み立てられたランドセルに、汚れや傷がついていないかなど、少しの妥協も許さず厳しくチェックします。最後にピカピカに磨き上げ、出荷します。